これ本当によく聞かれるんですが、結論から言えば、
「効きます」。
さて、「効く」とはどういうことでしょうか。
実は育毛剤の効果については、法律で定められているんです。
挙げてみると、「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」となります。
医薬部外品を販売するには厚生労働省や都道府県の承認を得なければなりません。そこで承認を受けるということで上記に書かれた効果があると認められるわけです。
ですから、法律上は育毛剤は「効く」わけです。
ん???となりましたか?
そうなんです。ほとんどの人が思う「効く」=「生える」ではないんです。
「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」
育毛剤で法律的に言えるのは上記だけです。
上記の中に「生える」はないですよね。もちろん「発毛」も。
だから育毛剤が「効く」とは言えても、「生える」とは言えないんです。
もちろん育毛剤でびっくりするくらいワサワサと髪が増えた人も多く見てきましたが、実際に「生える」「生えない」かどうかではないんです。
一方、医薬品には「発毛」と言えるのが法律上認められています。
以前どこかの発毛剤のCMで、「発毛と言えるのは○○だけ!」というCMがありました。まさに「言えるのは」ということで、実際に生えるか生えないかとは別の話になりますよね。
「発毛するのは○○だけ」というと、効果の保証にあたり、これまた法律上言えないので、広告マジックというか、とてもおもしろい表現方法だと思います。
最近だと「栄える」なんて言葉も使われていますが、「はえるなのか」「さかえる」なのか気になるところです。
まさかそのメーカーさんが「さかえる」わけではないですよね…?
広告のマジックについてはまたの機会に。
(内容について補償するものではありません。誰かの独り言と思って読んで下れば幸いです。)