久しぶりの更新になってしまいました。
忙しいというのは言い訳ですが、「今忙しい?」と聞かれたときに、
どれだけ忙しくても「暇です」と条件反射のように答えてしまうクセは治したい…
さて、最近いろいろな人に「育毛剤っていっぱいありすぎてどれを選べば良いの?」と聞かれます。
確かに、テレビのCMや通販でもかなりの数がでています。
一言で答えると「ご自分の症状に合ったものを選んでください」ということなんですが、
自分の症状や状態がわかる方は当然おられないと思います。
そこで、育毛剤の見分け方というか、どこをどう見れば良いのかを少しお話したいと思います。
育毛剤は医薬部外品です。
医薬部外品は「有効成分」と「その他の成分」で構成されています。
有効成分は育毛剤としての効果を出すもので、その他の成分は保湿や防腐などの育毛剤の効果以外の効果を出します。
その他の成分は育毛剤の効果効能を出すものではないので、効果ということを考えると重要ではありません。
効果効能を出すのは有効成分。育毛剤は「有効成分がすべて」といっても過言ではありません。
有効成分は育毛剤の容器や箱にわかるように必ず書かれています(これは法律で決められています)
そこに書かれている成分の内容は見てもわかりにくいと思いますが、
何種類の有効成分が入っているかは、数えればすぐにわかるかと思います。
たとえば、有効成分が3種類のもの。
これは育毛剤のエントリーモデルといっても良いと思います。
まだ全然大丈夫だけど、これから先が心配で、将来の予防的に使いたいという方におすすめです。
そして、ちょっとランクが上がった有効成分が5種類のもの。
このあたりから少し髪が気になり始めた人や症状が出始めそうな人に使っていただくと良いと思います。
最近ちょっと薄くなってきた気がすると思っている人や、ボリュームがでなくなった、細くなった、クセがでてきたなど
症状がでてしまっていて、なんとかしたいと思う人は、有効成分7種類以上のものがおすすめです。
これはなぜかというと、本格的に薄毛の研究しているメーカーさんであれば、
だいたいそれくらいの有効成分数の育毛剤を作っています。
(他社で作ったものを売っているメーカーさんは3~5種類がほとんどです)
育毛剤の効果効能は有効成分で決まります。
各メーカーさんもなんとか効果を出したい!と思うと当然有効成分が増えてくるわけです。
しかし、医薬部外品は厚生労働省の許可を取らなければ販売できず、
この許可取りに多大な費用と研究力が必要になるので、
しっかりと薄毛対策に取り組むメーカーしかなかなか発売できません。
そうなると必然的に育毛剤のレベルも上がってくるということです。
もちろん薄毛の原因は様々で、原因によっては3種類のもので良い場合はあります。
数うちゃ当たる!じゃないですが、単純に有効成分が多い方が当たる可能性は増えますよね。
かといって、あんまりお金はかけたくないとも思いますよね。
これは超個人的な見解ですが(この文章全部そうですが)、
有効成分1種類に対して、1ヶ月分が1000円から1200円程度が適正価格のように思います。
もちろんこれに対して高いものや安いものがあると思います。
ただ、そう考えると自分が使うべき育毛剤が絞られてくるように思います。
薄毛に悩む人がひとりでも少なくなるように。
「育毛剤なんて効かない!」と思う人がひとりでも少なくなりますように。
今回も自社の製品などにこだわらず、個人の自由な意見を書かせていただきました。
内容についての保証はできませんので、ご自身でご確認下さい。